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日本酒「獺祭」の加水は何のため?アルコール度数調整の目的を解説!

山口県の旭酒造が販売している、大人気の日本酒「獺祭(だっさい)」の自主回収が行われていますね。

その原因は、製造過程で加水後にかき混ぜるのを忘れてしまったため、アルコール度数がバラバラの商品が出荷されてしまったというもの。

このニュースを見て、「加水=水増ししていたの?」とSNSで反応する人が少なからずいました。

しかし、今回の問題は「加水=水増し」ではなくて、「ラベルと実際の商品のアルコール度数が異なっていた」ことです。

日本酒作りに関する正しい理解が得られるように、日本酒製造過程における加水の目的について記事にしました。

どうぞ参考にしてくださいね!

日本酒「獺祭」の加水は何のため?

獺祭の自主回収問題で、「加水」を批判する人がいたようです。

日本酒の正しい知識が広まっていないことに酒屋さんが嘆いています。

日本酒好きの方は既にご存知だと思いますが、日本酒を製造する過程でアルコール度数を調整するために加水が行われるのは一般的です。

発酵が終わったばかりの原酒は、アルコール度数が20%前後とかなり強いため、加水してアルコール度数を15%前後に調整して、飲みやすくしているんです。

Yume
Yume
なるほど!水増しじゃないのね!

各蔵元では、日本酒の味や香りがより引き立つように、銘柄ごとに最善のアルコール度数に調整して販売しています。

加水は昔ながらの日本酒の製造過程の一つで、プロの杜氏がなせる業なんです!

こちらの日本酒についての漫画もご参照ください。

加水していない日本酒は原酒!

一方、「原酒(げんしゅ)」と呼ばれる加水していない日本酒もあります。

アルコール度数が高く、濃厚な味わいが特徴です。

Yume
Yume
わかりやすく言うと、焼酎みたいな感じ!

原酒のおすすめの飲み方は、氷を入れてロックで飲むことです。氷が溶けて適度にアルコール度数が下がりつつ、しっかりとした原酒ならではの深い味わいを楽しむことができます。

アルコール度数が高い原酒を使って、焼酎ではなく日本酒のカクテルが作れることも魅力ですね!

焼酎を水割りやお湯割りで飲むのは一般的ですよね。

日本酒の原酒を自分好みに水割りやお湯割りで加水調整して、飲んでみるのも楽しいかもしれませんね!

因みに、「生酒(きざけ)」は殺菌のための「火入れ」という加熱処理をしていない日本酒です。

Yume
Yume
加水も加熱もしない日本酒は「生原酒(なまげんしゅ)」だよ!