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イグノーベル賞2019の授賞式でスピーチを止める女の子は?

みなさん、「イグ・ノーベル賞」をご存知でしょうか?

本家のノーベル賞は権威ある賞として、世界で認識されていますよね。

一方のイグ・ノーベル賞は、Marc Abrahams(マーク・エイブラハムズ)さんによって1991年に創設された、言わばノーベル賞のパロディー版です(笑)

「人々を笑わせ、考えさせる」一風変わったユーモアな研究に対して授与されます。

「ignoble(不名誉な)」+「Nobel Prize(ノーベル賞)」に因んで名づけられました。

なんと13年連続で日本人が受賞していて、日本はイグ・ノーベル賞の受賞常連国となっています。

授賞式をご覧になった方は、受賞者のスピーチの途中で登場する女の子が気になったのではないでしょうか?

そこで、この女の子は一体何者なのか調べてみました!

イグ・ノーベル賞の授賞式でスピーチを止める女の子は?

イグ・ノーベル賞受賞者のスピーチの途中で割り込んできて、「Please stop! I’m bored!(やめてちょうだい。もう飽きちゃったわ。)」と連呼する少女。

「Miss Sweetie Poo(ミス・スウィーティー・プー)」と呼ばれる8歳の女の子は、スピーチのタイムキーパー。

受賞者のスピーチの持ち時間(60秒)が過ぎると、壇上に現れてスピーチを止めさせようとするのです。

なぜ8歳の女の子かというと、「8歳の少女に罵倒されると一番傷つく」という研究に基づくのだそう(笑)

お菓子をあげて買収することもできるのだとか!

ただし、お菓子だけ持ち去られて失敗するケースもあるようです。

2018年に医療教育賞を受賞した堀内朗医師も、ミス・スウィーティー・プーの乱入にたじたじになっていましたね。

やっぱり8歳の女の子に「もう飽きちゃったから、やめて!」と言われるのは精神的に応えるようで…

イグ・ノーベル賞の授賞式で、毎年恒例の演出となっています。

イグ・ノーベル賞の創設者、Marc Abrahamsさんによると、授賞式で受賞者のスピーチが大幅に伸びるのを防ぐ対策として、8歳のかわいいミス・スウィーティー・プーが採用されたのだそうです。

彼女が初めて登場した年には、それまでより1時間も早く授賞式が終わったのだとか!

効果絶大ですね(笑)

日本人のイグ・ノーベル賞受賞者が多いのはなぜ?

2019年のイグ・ノーベル賞では、明海大学の渡部茂教授が見事、化学賞を受賞しましたね。

これは1995年に発表された研究で、バナナをしばらく噛んで吐き出した後のバナナの質量と、食べる前のバナナの質量を比較して、5歳児の唾液の分泌量を測るというもの。

渡部教授と約30年前に被験者となった渡部教授の息子3人が当時の研究を再現して、会場は爆笑の渦に!

渡部教授、ミス・スウィーティー・プーに、ちゃっかり実験用のバナナと紙コップを渡していましたね(笑)

13年連続で、日本人がイグ・ノーベル賞を受賞したことでも話題になりました。

なぜ、日本人はイグ・ノーベル賞を数多く受賞しているのでしょうか?

イグ・ノーベル賞の創設者、Marc Abrahamsさんは、過去の読売新聞とニコニコ生放送の取材に以下のように答えています。

Q.日本人のイグ・ノーベル賞受賞者が多いのはなぜ?

A.日本は、人口に対するイグ・ノーベル賞の輩出者が世界一多い国です。英国も同様に、多くの受賞者を輩出しています。両国に共通するのは、とっぴなことをする人たちを受け入れ、さらに誇りに思う文化があることです。

Yume
Yume
オタク文化、万歳!!

Q.日本社会は、他の人と同じようにするべきだという同調意識が強い面もありますが?

A.その答えは、文学が教えてくれます。素晴らしい文学は、2つの対極するもののアツレキの中で生まれるのです。

Yume
Yume
おぉー、深いお言葉!!

来年も日本人の受賞記録更新なるか、要チェックですね!

まとめ

「イグノーベル賞2019の授賞式でスピーチを止める女の子は?」と題して、記事を書きました。

ミス・スウィーティー・プーと呼ばれる8歳の女の子は、受賞者のスピーチのタイムキーパーで、持ち時間の1分を過ぎると壇上に現れて、「やめてちょうだい。もう飽きちゃったわ。」と連呼して、スピーチを止めさせようとすることがわかりました。

なぜ8歳の女の子かというと、「8歳の女の子に罵倒されると一番傷つく」という研究成果に基づくためで、絶大な効果を発揮していました!

また、日本人が13年連続でイグ・ノーベル賞を受賞したことでも話題になりましたね。

イグ・ノーベル賞の創設者、Marc Abrahamsさんは、日本人のイグ・ノーベル賞の受賞者が多い理由として、以下の二つを挙げていました。

①とっぴなことをする人たちを受け入れ、さらに誇りに思う文化がある。

②日本は変わった人を受け入れる文化がある反面、同調意識が強い面もある。文学がそうであるように、素晴らしい研究も、2つの対極するもののアツレキの中で生まれる。

因みに、イグ・ノーベル賞の賞金はなく、受賞者は授賞式に出席するための交通費を自腹で払うそうです(笑)

来年も日本人の受賞記録更新なるか、ぜひ注目しましょう!!