音楽

嵐が歌う奉祝曲Ray of Waterの意味は?歌詞の解釈も!

天皇陛下ご即位パレードに先立って、国民祭典が皇居前広場で開催されました。

国民的アイドルグループ・嵐が陛下へ捧げる奉祝曲 組曲「Ray of Water」第三楽章「Journey to Harmony」を披露して話題になりました。

皇后・雅子様が感動のお涙を流された「Ray of Water」の曲名と歌詞について、日本語教師・Yumeが考察していきますね☆

作者の意図する「Ray of Water」の意味は、水に差し込むまばゆい光です。

水の研究をライフワークにされている陛下のことを「水に差し込むまばゆい光」と表現していると考えられます。

つまり、陛下に捧げるお祝いの曲名が、令和天皇を象徴する言葉になっているのですね!

Ray of Water」の太字の部分が「令和」とも読めるのが面白いですね。

果たして、「Ray of Water」は自然な英語表現なのでしょうか?

早速、曲名と歌詞の意味について詳しく見ていきましょう♪

「Ray of Water」曲名の意味は?


「Ray of Water」は、直訳すれば「水の光線」となります。

本来の英語表現は、「Ray of Sun」「太陽光線」を意味します。

他にも「Ray of Sunlight」「Ray of Sunshine」などは使われますが、「Ray of Water」は一般的な英語表現としては使われません。

文法構造から見ると、「水が放つ光」となり、物理的に不可能なんです。

曲のタイトルなので、詩的な表現として用いられていると言えます。

ニュースで報道されていたように、作者の意図する意味は「水に差し込むまばゆい光」です。

水の研究をライフワークにされている天皇陛下をイメージして作られた造語であると考えられます。

「日本神話」から読み解く組曲の構成

作詞:岡田惠和 作曲:菅野よう子 による

組曲「Ray of Water」は三部構成になっていて、

第一楽章「海神」オーケストラ演奏

第二楽章「虹の子ども」ピアノ演奏:辻井伸行

第三楽章「Journey to Harmony」歌唱:嵐

から成り立っています。

日本書紀によると、「海神(わたつみ)」は、父イザナギと母イザナミの二神の間に生まれた海の神様です。

その後、天皇家の祖先とされる天照大神(あまてらすおおかみ)も二神の間に生まれたと言われています。

日本神話でイザナギとイザナミがを渡って下界に来たとされていることから、「虹の子ども」は、天照大神とその子孫である歴代天皇、さらには令和天皇を指すと考えられます。

「Journey to Harmony」は、直訳すれば「調和への旅」です。

新時代・令和の始まりを示していると言えます。

実際に歌唱(ハーモニー)が始まる箇所でもあります。

先に「Ray of Water」は、水問題の解決に取り組まれている令和天皇を象徴する言葉であると述べました。

その令和天皇のルーツを「海神」に求め、「虹の子ども」で皇祖神とされる天照大神から歴代天皇への繋がりを示し、「Journey to Harmony」で令和時代の幕開けを表現していると解釈できるのではないでしょうか。

「Journey to Harmony」曲名の意味は?

では、「Journey to Harmony」の曲名に込められた意味について、詳しく見ていきましょう!

「Harmony」「調和」と訳されることが多いですが、「平和」という意味もあります。

「調和することで得られる平和」、つまり「和」の心を表す言葉なんですね。

「和」は、古くは日本を表す言葉であり、新元号「令和」にも用いられている文字です。

京都大学の阿辻哲次名誉教授によると、「令和」には、漢文調で「和たらしむ」と読めることから、「世の中を平和にする」という意味が込められているそうです。

天皇陛下は長年、水の研究に携わって来られ、水問題を解決することが「世界平和」に繋がるというお考えをお持ちです。

以上のことから、「世界平和」を常に祈念されている令和天皇へ捧げる奉祝曲・第三楽章「Journey to Harmony」には、

Yumeの解釈
Yumeの解釈
天皇陛下と日本国民が力を合わせて、共に平和な令和の時代を作っていきましょう。

というメッセージが込められていると考えました。

新時代・令和への門出を表す曲名になっていると言えるのではないでしょうか。

「Journey to Harmony」歌詞の意味は?

歌詞に多用されている「君」は、国家「君が代」と同様に、「天皇陛下」または「歌の受け手」を表す二通りの解釈が可能だと思います。

「君が代」は、天皇陛下の御代(みよ)を奉祝する歌であると共に、歌の受け手の長寿を願う歌でもありますよね。

作詞を担当した岡田惠和さんが

奉祝曲の作詞という、大変光栄な仕事をさせていただきました。あまり堅苦しくなく、皇室とともに新しい時代を生きるすべての人、あらゆる世代の人に口ずさんでいただけるようになったらとの思いで、菅野さんの素敵なメロディの上に言葉を紡がせていただきました。

作詞 岡田惠和(「天皇陛下御即位奉祝委員会」より)

と述べていることから、天皇陛下のご即位をお祝いする奉祝曲でありながら、誰もが共感できる歌詞となっています。

君が 笑えば 世界は 輝く
誰かの 幸せが 今を 照らす
僕らの よろこびよ 君に 届け

Yumeの解釈
Yumeの解釈
天皇陛下のご即位を世界が祝福する幸せな令和の時代です。日本国民の喜びが陛下に届きますように。

このサビは、「Journey to Harmony」で計4回登場します。3回目のサビでは、「今」の代わりに「時代(とき)」となっています。

この「今」「時代(とき)」は、令和の時代を指していると考えられます。

はじめはどこかの 岩かげにしたたり 落ちたひとしずくの 水が平野流れ
やがて研ぎ澄まされ 君をうるおし 鳥たちをはぐくみ 花たちとたわむれ
あの大河だって はじめはひとしずく 僕らの幸せも 大河にすればいい

この一節は、2017年の歌会始で陛下がお詠みになった「岩かげにしたたり落つる山の水大河となりて野を流れゆく」という和歌を元に作られています。

山梨県甲州市の笠取山にある水源林をご視察され、一滴の水が流れゆく先に思いをはせられた和歌だそうです。

この水源が、やがて関東平野南部をうるおす多摩川となり、東京都の水道水に利用されるのです。

「あの大河だって はじめはひとしずく 僕らの幸せも 大河にすればいい」の一節は、第8回世界水フォーラムでの陛下のご講演を参考にして作られたと言われています。

ご講演で陛下は、人々の生活の安定と社会の発展のために水を分かち合うことの大切さと、人々の繁栄・平和・幸福のための水行動を起こす必要性を訴えられました。

陛下の和歌とご講演の内容を元に、歌詞を忠実に解釈すると以下のようになります。

Yumeの解釈
Yumeの解釈

はじめは山梨県甲州市の笠取山にある水源林の岩かげにしたたり落ちたひとしずくの水が、関東平野を流れやがて研ぎ澄まされ、東京都の水道水となって天皇陛下をうるおし、皇居の鳥たちをはぐくみ、花たちとたわむれる。

あの多摩川だってはじめはひとしずくから始まったように、人々の繁栄・平和・幸福のための水行動も大河のように発展すればいい。

ごらんよ 僕らは 君の そばにいる

Yumeの解釈
Yumeの解釈
ご覧ください。日本国民は、天皇陛下に寄り添っています。

「祝賀御列の儀」では、約12万人もの人々が沿道に集まりました。

歌詞の通り、多くの国民に支持されていますね!

星明りにじんで ふと立ち止まったら 雨の匂いのなかに 虹のうたを聴こう
かすかなそのうた まるでひとしずく 静かにつながって 確かにつながって
青い空の下 夢など語りあう 愛とか語りあう それが僕の願い

「即位礼正殿の儀」で急に雨が上がり、虹がかかったのも記憶に新しいですよね!

陛下はお言葉で、「国民の幸せ」「世界の平和」を祈念されていました。

歌詞にある「虹のうた」は、この時の陛下のお言葉を指すのではないかと思います。

Yumeの解釈
Yumeの解釈
虹の下での陛下のお言葉が繋がって、夢や愛などを語り合える幸せで平和な世界になりますように。

というメッセージが込められていると解釈しました。

ごらんよ 光は 君と ともにいる

Yumeの解釈
Yumeの解釈
ご覧ください。令和天皇の御代の幕開けです。

「祝賀御列の儀」で、天皇皇后両陛下に後光が差していましたよね☆彡

「光は 君と ともにいる」まさに歌詞の通りです!

大丈夫 鳥は 歌っている 大丈夫 空は 輝いてる
大丈夫 水は 流れている 大丈夫 海は 光っている
大丈夫 君と 笑ってゆく 大丈夫 君と 歩いてゆこう

Yumeの解釈
Yumeの解釈
台風や大雨の被害など、新時代への不安もあるかと思いますが、大丈夫です。日本国民は、自然と天皇陛下と共に、明るい未来を築いていきます。

新時代・令和への希望に満ちあふれた、前向きで力強いメッセージが読み取れます。

「大丈夫 君と 笑ってゆく 大丈夫 君と 歩いてゆこう」の一節が、皇后・雅子様の陛下に対するお気持ちと重なったのでしょうね。

雅子様の目には、歓喜の「ひとしずく」が!

世界の幸福と平和につながる「ひとしずく」になりますように♥

まとめ

「嵐が歌う奉祝曲Ray of Waterの意味は?歌詞の解釈も!」と題して、日本語教師・Yumeが独自の解釈をお伝えしましたが、いかがでしたか?

「Ray of Water」の作者の意図する意味は、水に差し込むまばゆい光です。

水の研究をライフワークにされている令和天皇を象徴する詩的な造語ではないかと思われます。

「Journey to Harmony」の歌詞にある「君」は、「天皇陛下」もしくは「歌の受け手」を表す二通りの解釈が可能で、陛下に捧げる奉祝曲でありながら、誰もが共感できる内容となっています。

奉祝曲の歌詞は、水の研究に取り組まれている陛下の和歌やご講演を元に作られ、令和天皇のご即位をお祝いすると共に、「国民の幸せ」「世界の平和」を常に願われる陛下の思いが詰まった内容となっていましたね。

「天皇陛下と日本国民が協調して、共に平和な令和の時代を築いていきましょう。」という前向きで力強いメッセージが込められていると解釈できました。

新しい令和時代の幕開けを祝福する希望に満ちあふれた素晴らしい楽曲ですね(^^♪

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。